
この記事では、アフィリエイトを今から始めるのが遅いのか、オワコンなのか解説します。
「アフィリエイトで稼ぎたいけど、今からでも遅くないですか?」
「アフィリエイトはオワコンという発信を目にしましたがどうなんでしょう?」
そんな質問をよくいただきます。
この質問は10年前もよくいただいていました。
どういうことなのかは明白で、
アフィリエイトを始めるのに遅すぎることはない。
ということなんですね。
その理由について解説します。
アフィリエイトが常にオワコンと言われてしまう理由
アフィリエイトがオワコンだと言われがちな理由を考えてみました。
- 昔から基本的にやり方が変わっていない
- Googleのアップデートの影響を大きく受けてきた
- YMYL判定の影響を受けるようになった
こちらを軸に解説していきます。
昔から基本的にやり方が変わっていない
サイトにアフィリエイトリンクを貼って、成果が上がれば報酬発生
この基本的な仕組みは変わらないので、
目新しさがない→オワコン
というような印象を与えてしまっている説です。
ネットの世界は「新しいものがより優れている」と受け取られやすいです。
ただ、通常のビジネスの世界では、長く通用しているものほど優れているというのが常識です。
アフィリエイトはインターネットが一般化した90年台から生き残っています。
常識的に考えれば、とても強いビジネスなんです。
Googleのアップデートの影響を大きく受けてきた
アフィリエイトサイトへの流入経路は長らく検索エンジン(Google)でした。
そのGoogleは検索品質維持のために検索ロジックを大幅に変更してきました。
そんなアップデートによって、
検索順位が変動する→閲覧数が変動する→報酬が変動する
ということが常に発生してきました。
検索順位を上げるための施策(検索エンジン対策:SEO)を行った結果、
スパムと判定されて逆に順位を落とすというようなことがザラに発生します。
そんなことで収益が減少したアフィリエイターが、
「アフィリエイトはオワコン」
などと口にしていることが多いのです。
Googleのはコンテンツの品質を中心に判断する方向に進化しています。
ユーザーの役に立つ記事が提供できていれば、検索順位は上がっていきます。
Googleのせいにするのはお門違いといえます。
YMYL判定の影響を受けるようになった
YMYLとは、Your Money or Your Lifeの頭文字をとった略語で、直訳すると「あなたのお金、あなたの生活」という意味になりますが、「人生において、意思決定の重要な局面で影響を与えるテーマやトピックを扱うウェブサイト」のことを指します。
インターネットは双方向での情報発信が特徴です。
マスメディアと比較し、て大量の情報を容易に取得できるのがメリットです。
ただ、かつて「2ちゃんねる」などが「便所の落書き」などと言われたように、
ネットの情報は玉石混合、真贋入り混じっているのが実情です。
出版物にとっての編集者のようなフィルターがかからないからです。
そこでGoogleは、内容が誤っていると問題になるジャンルは、政府機関などのサイトを優先的に表示するようにしたわけです。
そうなると、例えばファイナンス系や美容・健康系の情報を発信していた個人ブログなどは、Googleの検索順位が大きく下がってしまい、広告収入どころではなくなってしまったんです。
YMYLはこれまでのアフィリエイトの主力ジャンルでした。
主力ジャンルで稼ぎづらくなってしまったことから、
アフィリエイトではもう稼げなくなった
と言われるようになったわけです。
ただ、ASPの案件を検索してみればわかるように、
YMYLに該当しないアフィリエイト案件はいくらでもあります。
この動きだけでアフィリエイトは稼げないと判断するのは安易な考え方です。
今からアフィリエイトを始めて成功しやすい方法
結局、環境は多少変化しつつも、アフィリエイトはここ20年ほど稼げるビジネスです。
これからもしばらくはその傾向は変わらないと思います。
そんなアフィリエイトへ新規参入することに反対する理由がありません。
では、これからアフィリエイトを始めるなら、どのような取り組み方がいいのか。
ポイントは以下の2点です。
- 検索エンジン(Google)を意識しすぎない
- SNSを積極的に活用する
検索エンジン(Google)を意識しすぎない
これまで、アフィリエイトといえば、
- サイトやブログで行うもの
- 集客は検索エンジンや検索連動型広告から行うもの
というのが半ば常識でした。
検索エンジン(Google)が重要なのは変わらないのですが、以前よりもウエイトは下がっているのは間違いありません。
それは、
検索エンジンを利用する人が減って、SNSで検索する人が増えた
ということです。
以前は、調べ物はGoogleで検索をするものでした。
今ではかわりにTwitterやInstagram、YouTubeで検索する人が増えてきています。
学術論文のような専門的なコンテンツではなく、
身近な感想レベルのコンテンツならSNSの方が検索しやすいのです。
このようにユーザーの検索行動が変化しています。
検索エンジン対策(SEO)一辺倒だとユーザーを取りこぼしかねません。
SEOが不要になったわけではありませんが、ある程度SNSをケアする余力をもって取り組んだ方がいいのは間違いないです。
SNSを積極的に活用する
調べ物をする際にSNSを利用するユーザーが増えてきています。
アフィリエイターは主要なSNSのアカウントを作成して運用するべきです。
具体的には、
あたりは、運用した方がいいと思います。あとはテーマによって、
- Facebook(メンバーを囲い込みたいテーマの場合)
- YouTube(動画でのプロモーションが有効なテーマの場合)
あたりですかね。
ただここで注意が必要なのは、
「SNSをやっていればブログは不要」とはならない
という点です。
ブログと各種SNSとは、メディアの特性が異なります。
- ブログ→ストック型メディア
- SNS→フロー型メディア
なんて言われます。
瞬間的な発信力に強みのあるSNSと積み重ねの発信力に強みのあるブログ
良いところを使い分けるのがベストです。
こちらの記事でも触れているので読んでみてください。
まとめ
アフィリエイトをこれから始めるのは遅いのかという観点から、これから取り組むにはどうすれば良いのかについて解説しました。
少なくともアフィリエイトは急に稼げなくなるということはありません。
安心してください。これからもおすすめです。
わからないことがあればお問合せください。